角川文庫- 高家表裏譚(一)
- ISBN:4041092736 2020年3月24日 304頁
- 幕府と朝廷の礼法を司る「高家」に生まれた吉良三郎義央は、13歳になり、将軍・徳川家綱から名家・吉良家の跡取りと認められた。
高家の役割は、朝廷への使者のほかに、大名や旗本の官位官職の斡旋などがある。今回は、前田家と毛利家が昇爵を目論み、吉良家への音物(進物)が届けられた。
だが三郎は、父・義冬から、幕府に反抗的な毛利家に対し、厳しい通達をするよう命じられ──。
武家の光と闇を描く、待望の新シリーズ!
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角川文庫- 高家表裏譚(二)
- ISBN:4041092744 2020年9月24日 304頁
- 幕府と朝廷の礼法を司る「高家」に生まれた吉良三郎義央は、名門吉良家の跡取りとして、見習いの役目を果たすべく父に付いて登城するようになった。だが、そんな吉良家に突如朝廷側からの訪問者が現れる。
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角川文庫- 高家表裏譚(三)
- ISBN:4041108985 2021年3月24日 304頁
- 朝廷からの任官の書状を巡り、幕府老中たちの間に衝撃が走った。書状は、高家・吉良家の長男である吉良三郎義央に対し、従四位下侍従ならびに上野介を叙任するというものだった。まだ高家見習いの三郎に、他の高家を差し置いて何故高位が与えられたのか。それは、3年前に三郎が命を救った近衛基熙の思惑であった……。三郎の思わぬ出世は、さらなる危機を招くことになるが──。驚くべき展開が待ち受けるシリーズ第3弾。
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角川文庫- 高家表裏譚(四)
- ISBN:4041116430 2021年9月18日 288頁
- 江戸城の高家控えの間で端座していた吉良義冬は、四代将軍徳川家綱から突然の召喚を受けた。嫡子の吉良三郎義央の所在を家綱から直々に尋ねられた義冬は、その所在と、五摂家の近衛基煕を狙った者の存在を打ち明ける。一方、昇爵の返礼のため、京の近衛基煕を訪ねていた三郎は、朝廷で起こっている皇統の争いを父に知らせるべく、その手段を探していた。だが、三郎たちを監視する怪しい人物が現れ─
─。書き下ろし長篇時代小説。
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角川文庫- 高家表裏譚(五)
- ISBN:4041122600 2022年3月23日 288頁
- 四面楚歌に立ち向かう、吉良父子の活躍!大好評時代小説、待望の書き下ろし!
江戸城に登場した吉良義冬は、目付の立花内膳正に突如呼び止められた。目付は、息子の三郎が江戸を出たと疑いを持っていた。一方、京で命を狙われた吉良三郎は、後水尾上皇に連れられ昇殿することに──。
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角川文庫- 高家表裏譚(六)
- ISBN:4041129230 2022年11月22日 288頁
- ついに朝廷での影の争いが決着か? 吉良三郎の運命はいかに。
京に近衛基煕を訪ねた吉良三郎義央は、近衛家を陥れようとする弾正尹らの陰謀に巻き込まれた。屋敷検めを一度は排除したものの、さらなる危機が三郎たちに襲いかかる。だが、近衛家が襲われたことを知った後水尾上皇は、自ら敵と対峙することを決意し、三郎たちと合流するのだった。一方、三郎の父・義冬は、三代将軍家光の弟にして会津藩主の保科肥後守に突如呼び止められた。保科は、三郎に嫁を娶るよう命じるが……。
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角川文庫- 高家表裏譚(七)
- ISBN:4041139937 2023年7月21日 288頁
- 波乱の京から、帰途についた吉良三郎義央は、箱根の関所で思わぬ敵の歓迎を受けた。何者かが三郎を捕らえようとしたのだ。三郎は難なく刺客を撃退し、江戸への道を急ぐ。一方、米沢藩上杉綱勝の妹・三姫に、縁談が持ち込まれた。三代将軍家光の異母弟の保科肥後守が仲立ちした相手は、高家の吉良三郎だという。三郎と三姫の知らぬ間に進められた縁談は、本人たちの思惑をよそに、驚愕の展開を見せ始める。
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