奥右筆秘帳

密封 - 奥右筆秘帳(一)

密封 - 奥右筆秘帳(一)

ISBN:406275844X 2007年9月14日 433頁
十一代将軍家斉の時代。江戸城のあらゆる文書が集中する奥右筆は、地味ながら幕政の秘密に触れうる重要な役職。その組頭・立花併右衛門が物語の主人公。権勢を誇った田沼意次失脚につながった天明四年の田沼意知刃傷事件。十二年前のこの事件を掘り返されたくないのは誰なのか?麻布箪笥町の屋敷への帰路、何者かに襲撃された併右衛門は、涼天覚清流の道場に通う隣家の次男坊・柊衛悟に護衛役を頼む。権力を競う幕閣たちの争いに巻き込まれながらも、一介の役人である発展途上の青年剣士が敢然と挑むのは、幕政の深き闇…。
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国禁 - 奥右筆秘帳(二)

国禁 - 奥右筆秘帳(二)

ISBN:406276041X 2008年5月15日 363頁
天明の飢饉に苦しんだ津軽藩からの石高上げ願いに、奥右筆組頭、立花併右衛門はロシアとの密貿易を疑う。国是である鎖国を破り、利権を握らんとするのは誰か。幕政の闇に触れる併右衛門を狙う者は数知れず。愛娘瑞紀が伊賀者に攫われ、護衛役の柊衛悟と救出に向かうが?!緊迫の第二弾!
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侵蝕 - 奥右筆秘帳(三)

侵蝕 - 奥右筆秘帳(三)

ISBN:4062762374 2008年12月12日 354頁
将軍家斉の御台所茂姫の輿入れから八年。時ならぬ外様薩摩からの大奥女中お抱えの報せに、奥右筆組頭 立花併右衛門は不審を抱いていた。禁制の密貿易発覚を恐れる薩摩藩は、併右衛門暗殺に奔る。護衛役の柊衛悟を襲う無敵を誇る示現流の猛者たち!幕政の闇を衝く人気シリーズ、瞠目の第三弾!
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継承 - 奥右筆秘帳(四)

継承 - 奥右筆秘帳(四)

ISBN:406276394X 2009年6月12日 353頁
将軍家斉の四男敬之助が急逝し、尾張徳川家は後継を失う。思惑渦巻く江戸城を震撼させたのは、神君家康の書付発見という駿府からの急報だった。真贋鑑定を命じられた奥右筆組頭立花併右衛門は、衛悟の護衛も許されぬ覚悟の箱根越えに向かうのだが!?注目度第一位シリーズ、待望の最新刊!
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簒奪 - 奥右筆秘帳(五)

簒奪 - 奥右筆秘帳(五)

ISBN:9784062765220 2009年12月15日 336頁
権の魔に魅入られた者の業は深い。将軍家斉の父一橋治済、執政から外れた松平定信、御三家の一角水戸徳川家。将軍位纂奪を狙う暗闘は職烈を極める。幕政の闇を知る奥右筆組頭立花併右衛門と危地を潜ってきた柊衛悟に、破格の婿入り話が。二人の絆もこれまでか!?人気沸騰シリーズ第五弾!
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秘闘 - 奥右筆秘帳(六)

秘闘 - 奥右筆秘帳(六)

ISBN:9784062766821 2010年6月15日 360頁
立花家の一人娘瑞紀にもたらされた格違いの婿取り話。糸を引くのは奥右筆組頭を手駒にしたい松平定信か。苦悩しつつも立花併右衛門は、将軍継嗣最大の謎、家基急死事件の驚くべき真相に迫っていた。そして定信憎しの一橋治済は、謀殺の命をついに冥府防人に下す。圧倒人気のシリーズ第六弾!
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隠密 - 奥右筆秘帳(七)

隠密 - 奥右筆秘帳(七)

ISBN:406275844X 2010年12月15日 352頁
一族との縁組を断り、松平定信を敵に回した立花併右衛門。だが愛娘瑞紀はなんと縁談相手の旗本家に掠われてしまう。そして定信は将軍家斉の暗殺未遂事件の黒幕探しを併右衛門にあえて依頼する。併右衛門をかばい手裏剣を肩に受けた衛悟に殺到する刺客たち。人気爆発シリーズ白熱の第七弾!
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刃傷 - 奥右筆秘帳(八)

刃傷 - 奥右筆秘帳(八)

ISBN:4062769891 2011年6月15日 352頁
「この間の遺恨覚えたか」と、衛悟のいない江戸城中で刺客に斬りつけられた併右衛門は、脇差で受けるも鞘が割れ、白刃をさらす。殿中法度にふれたと目付に捕らわれ、切腹、お家断絶を覚悟する併右衛門。筆で生きてきた奥右筆に、危難から脱出する秘策はあるのか?人気爆発シリーズ第八弾!
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召抱 - 奥右筆秘帳(九)

召抱 - 奥右筆秘帳(九)

ISBN:4062771276 2011年12月15日 352頁
奪え、奥右筆の盾を! 権をめぐる暗闘の渦中にいる併右衛門(へいえもん)と衛悟(えいご)。定信の執念が、瑞紀(みずき)との仲を引き裂くか!?復権を狙う松平定信は、奥右筆潰しを画策。しがない武家の次男、柊衛悟にありえない新規召し抱えの話が。併右衛門の一人娘瑞紀との婚約も消滅してしまうのか。筆を武器とする奥右筆の虚を衝かれた併右衛門に、幕府転覆を企てる闇の僧兵らも襲いかかる!
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墨痕 - 奥右筆秘帳(十)

墨痕 - 奥右筆秘帳(十)

ISBN:4062772965 2012年6月15日 336頁
鷹狩りで将軍を護った柊衛吾は、念願の立花家婿入りが決定的に。両家は加増に浴すも、併右衛門はこのまま奥右筆でいられるのか。復権に執念を燃やす松平定信は幕府転覆を狙う京からの刺客と手を結ぶ。異例ずくめの大奥での法要が実現し、招かれ読経する闇の僧たちが、無防備な将軍の前で牙を剥いた!
最高潮圧巻の第十巻!
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天下 - 奥右筆秘帳(十一)

天下 - 奥右筆秘帳(十一)

ISBN:4062774372 2012年12月14日 352頁
将軍家斉が襲撃されたばかりの大奥に不審な二人のお末が入った。立花併右衛門は衛悟と瑞紀に素性を探らせる。大奥の主は初の外様出身の御台所茂姫。実家の藩主島津重豪は親藩入りを画策する。お末たちは死をもおそれぬ薩摩の忍・捨てかまりか。権をめぐる暗闘はいよいよ最高潮に。第十一巻。
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決戦 - 奥右筆秘帳(十二)

決戦 - 奥右筆秘帳(十二)

ISBN:4062775816 2013年6月14日 432頁
かなわぬ。隙がない―宿敵冥府防人との生死を賭けた闘い。あらゆる忍を退けてきた最強の相手を倒さねば、衛悟は婚礼を前にした瑞紀のもとに帰ることはできない。義父併右衛門や師大久保典膳の助力は届くのか?そして将軍位をめぐる骨肉の争いの決着は!?大人気シリーズ、堂々の完結!文庫書下ろし。
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前夜 - 奥右筆外伝

前夜 - 奥右筆外伝

ISBN:4062933608 2016年4月15日 320頁
奥右筆組頭に出世し幕政の闇にふれることになる立花併右衛門も、病弱な妻と幼い瑞紀を抱える無役の小普請だった。併右衛門の盾となる隣家の次男柊衛悟は、剣の道も己の将来も壁にぶちあたり、もがいていた。衛悟の仇敵冥府防人、冥府防人を使役した権の亡者一橋治済ら、それぞれの物語前夜の秘話が明らかに!
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