織江緋之介見参

悲恋の太刀 - 織江緋之介見参(一)

悲恋の太刀: 織江緋之介見参 一

ISBN:4198940053 2015年8月7日 400頁
天下の御免色里、江戸は吉原にふらりと現れた若侍。
遊女を人質に騒ぎ立てる男を手もなく斬り捨てた。名は織江緋之介。剣の腕は別格。
遊女屋いづやの主・総兵衛の計らいで仮寓するが、何者かの襲撃を再々受ける。
緋之介の隠された過去、総兵衛の驚くべき秘密。背後では巨大な陰謀が渦巻いていた。
愛する者のため、迫り来る強烈な刺客たちに刀をふるう。
吉原の命運が緋之介の双肩にかかる!
購入する方はこちらへ>>

不忘の太刀 - 織江緋之介見参(二)

不忘の太刀: 織江緋之介見参 二

ISBN:4198940096 2015年9月4日 413頁
名門譜代大名の堀田正信が幕府に上申書を提出した。内容は痛烈な幕政批判。
よしみを結ぶ徳川光圀は絶句する。正信と対立する老中筆頭松平信綱の胸中はいかに。
将軍家綱の知るところとなれば厳罰は必定だ。幕閣に走る激震を危惧した光圀は織江緋之介に助力を頼む。 将軍家剣術指南役・小野忠常の息子にして、義と勇を持つ若侍。
巧妙に張り巡らされた信綱の謀略を前に伝家の胴太貫が閃く!
購入する方はこちらへ>>

孤影の太刀 - 織江緋之介見参(三)

孤影の太刀: 織江緋之介見参 三

ISBN:4198940533 2016年1月8日 413頁
神君家康の遺宝をめぐる争いで緋之介に煮え湯を飲まされた老中松平信綱は、南町奉行神尾元勝に“浪人狩り”を命じる。機に乗じて緋之介を投獄し意趣返しを遂げる狙いだ。
当の緋之介は危機を察しながらも徳川光圀から託された探索に乗り出す。
三年前、保科家の夕食会で起きた悲劇。その裏で何があったのか――。
深まる謎、迫る刺客。死闘の果てに待つ衝撃の真相とは。
購入する方はこちらへ>>

散華の太刀 - 織江緋之介見参(四)

散華の太刀: 織江緋之介見参 四

ISBN:4198940649 2016年2月5日 448頁
浅草に轟音が響きわたった。堀田家の煙硝蔵が爆発したのだ。
表向きの原因は管理する職人の不手際。だが織江緋之介のもとに現れた老中阿部忠秋の家中によれば、老中格松平信綱が水面下で関与しているという。
徳川光圀の命を受けて真相解明に乗り出す緋之介は、堀田家家臣らの不審な動向を目の当たりに。信綱と堀田家は何を企んでいるのか。
怨念渦巻く陰謀を察した緋之介に刺客が忍び寄る。
購入する方はこちらへ>>

果断の太刀 - 織江緋之介見参(五)

果断の太刀: 織江緋之介見参 五

ISBN:4198940789 2016年3月4日 445頁
徳川家に凶事をもたらす禁断の妖刀村正が相次いで盗まれた。
被害にあった研ぎ師は遊女と心中し、家宝を失った老侍は愛娘を身売りした。悲劇の舞台となった吉原に動揺が拡がる。何者かが村正を集めている。その目的とは。
織江緋之介は水戸藩主徳川光圀の密命を帯びて真犯人を探る。浮上したのは幕府の重鎮。背景には将軍位継承をめぐる争いが。
危機の及ぶ将軍家綱のもとに緋之介が疾る!
購入する方はこちらへ>>

震撼の太刀 - 織江緋之介見参(六)

震撼の太刀: 織江緋之介見参 六

ISBN:4198941033 2016年5月7日 361頁
大挙襲来した刺客から将軍家綱を救った織江緋之介のもとに新たな危機が迫る。 家綱失墜を企てる堀田正俊の命で、大奥別式女衆の武芸達者が緋之介暗殺に動いたのだ。
かつてない強敵と対峙する緋之介。そこにさらなる難局が。
妖刀村正をめぐる幕府領袖の熾烈な争奪戦に許婚の真弓が巻き込まれた。
徳川家に祟る村正に隠された神君家康の驚愕の秘密とは。
緋之介は愛する者を、幕府を護れるか。
購入する方はこちらへ>>

終焉の太刀 - 織江緋之介見参(七)

終焉の太刀: 織江緋之介見参 七

ISBN:4198941203 2016年7月1日 357頁
将軍家綱は家光十三回忌のため日光に向かう。次期将軍をめぐる暗闘が激化する最中、危険な道中になるのは必至。老中阿部忠秋は大勢の警固に加え、剣術指南役の小野忠常とその息子織江緋之介に供奉を命じた。
死を賭して凶刃を向ける死兵たちとの死闘のゆくえは。そして御免色里・吉原と徳川将軍家の驚愕の因縁が明らかになったとき、緋之介もまた数奇な運命をたどる。シリーズ堂々完結!
購入する方はこちらへ>>

  • 上田秀人作品一覧
  • 活動予定
  • 交流掲示板
  • 講談社BOOK倶楽部
  • 講談社BOOK倶楽部 百万石の留守居役
  • 光文社 上田秀人特設ページ