斬馬衆お止め記(全二巻) 徳間文庫
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御盾 - 斬馬衆お止め記(一)
- ISBN:4198930465 2009年10月15日 333頁
- 三代家光治下―いまだ安泰とは言えぬ将軍家を永劫盤石にすべく、大名の勢力を削ぎつつある大老土井利勝は、関ヶ原の恨み残る信州松代真田家を取り潰さんと謀る。一方松代藩では、老齢の信之から藩政を託された信政が、刃渡り七尺もある大太刀を自在に操る新馬衆の仁旗伊織へ、「公儀隠密へ備えよ」と命を下した…。松平信綱ら老中、伊賀組、戦陣坊主らの権謀術数に、伊織の剣が閃く!
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破矛 - 斬馬衆お止め記(二)
- ISBN:4198931380 2010年4月2日 349頁
- 関ヶ原での屈辱と自らの出生の真実を遺恨とし、真田家を潰さんとして土井利勝が企てた陰謀。そして、土井とは別に家光の寵臣達が真田家に放った刺客。それらを何とか凌いだ真田家と伊織だったが、土井利勝は今なお健在であり、真田家の存在に執心し続けている。幕府の重臣達の間に様々な思惑が渦巻く中、真田家は生き残る事が出来るのか?
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目付 鷹垣隼人正 裏録(全二巻) 光文社時代文庫
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神君の遺品 - 目付 鷹垣隼人正 裏録(一)
- ISBN:4334746233 2009年7月20日 359頁
- 五代将軍綱吉自らの推挙で目付役となった鷹垣隼人正暁。ある日、一人の書院番が駿河勤番中の悪行で斬首にされ、三人の子息も切腹となった。疑念を抱き調べる暁を謎の浪人が襲うが、義兄・五百旗平太郎の剣が撃退する。将軍の座を巡り、黒鍬、伊賀、甲賀の忍びや妖しの僧兵が暗躍。失われた記録はどこに?綱吉の許しを得て探索する暁は、平太郎を伴い駿河へ…。
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錯綜の系譜 - 目付 鷹垣隼人正 裏録(二)
- ISBN:4334747388 2010年2月9日 381頁
- 久能山東照宮を後にして江戸に戻った目付鷹垣隼人正暁と義兄・五百旗平太郎。登城した暁は、将軍綱吉に神君の書付が無かったことを復命する。遺品は何処に?ふたたび綱吉から厳命を受けた暁を伊賀の忍が襲うが、平太郎の剣で危難を脱する。その後、二人は神君の廟所がある日光へ赴き、秘事に迫ろうとした。そこへ徳川の闇を護る妖しの僧兵たちが立ちはだかる。
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黒田官兵衛(前・後 作) 徳間文庫
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月の武将 - 黒田官兵衛
- ISBN:4198926719 2007年10月5日 317頁
- 永禄十二年―
三千の兵を率いて姫路城へ攻めてきた赤松氏を二百の寡兵をもって夜襲、敗走せしめたことから、広く世に知られることとなった黒田官兵衛。その後、播州に勢を誇る小寺氏から、羽柴秀吉へと主を変えていくまでの前半生を描く。
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鏡の武将 - 黒田官兵衛
- ISBN:4198928606 2008年10月3日 365頁
- 「ご運の開け給わるときでござる。よくなされたまえ」―
信長の仇を討つべく、官兵衛の進言を容れ、毛利討伐中の高松から山崎まで軍を大返しさせた秀吉。以降、賤ヶ岳で柴田を、小田原で北条を滅ぼしてゆく。自らの献策をきっかけとして、天下人へと急ぎ駆け上がる主の変わりゆく心の様に、官兵衛の胸中は…。黒田加水の知られざる生涯を描く。
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天守閣光文社時代小説文庫
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夢幻の天守閣
- ISBN:433477220X 2015年12月8日 363頁
- 御広敷添番として四代将軍家綱の側室を刺客から守った無住心剣術の達人、工藤小賢太。元号が元禄に変わり、跡継ぎのいない綱吉の将軍継嗣を巡る争いが勃発すると、またも小賢太は巻き込まれることに―。前巻『幻影の天守閣』刊行から十一年。著者渾身の書下ろし「続編」。
上田秀人が光文社文庫デビュー作品を大幅加筆した新装版!
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幻影の天守閣 新装版
- ISBN:4334772064 2015年11月11日 416頁
- 念願のお役に就いた御天守番の工藤小賢太は見回り中に何者かに襲われる。刺客は撃退したものの、これをきっかけに幕閣の政争に巻き込まれることとなる。天守台に長く秘匿にされてきた衝撃の「秘密」が小賢太の前で明らかとなる―。
上田秀人が光文社文庫デビュー作品を大幅加筆した新装版!
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幻影の天守閣(一巻完結)光文社時代文庫
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幻影の天守閣
- ISBN:4334738052 2004年12月20日 378頁
- 江戸城の天守番・工藤小賢太は、城内に潜入した曲者を撃退した。明暦の大火で天守閣がない場所を誰が何の為に狙うのか?工藤に探索の命が下る。その最中、今度は将軍家綱の子を孕む側室が襲われるが、またもや工藤の剣が窮地を救う。死の床につく家綱。彼は否応なく世継ぎを巡る抗争に巻き込まれていった。
―期待の俊英が文庫で書き下ろす、長編時代傑作!
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軍師の挑戦(上田秀人初期作品集) 講談社文庫
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軍師の挑戦
- ISBN:406277254X 2012年4月13日 384頁
- 信長を圧倒していた今川義元は、なぜ進路を桶狭間に変えた? 軍師黒田官兵衛はその真相に慄然とする(「乾坤一擲(けんこんいってき)の裏」)、坂本龍馬を死に追いやった黒幕に勝海舟が迫る(「たみの手燭(てしょく)」)など、歴史上の謎に果敢に挑んだ短編八本。「奥右筆秘帳」で人気街道を走る著者の若き日の魅惑の作品群!
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家康の遺策 - 関東郡代記録に止めず 幻冬舎時代小説文庫
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家康の遺策 - 関東郡代記録に止めず
- ISBN:4344416325 2011年2月4日 367頁
- 神君が隠匿した莫大な遺産。それを護る関東郡代が幕府の重鎮・田沼意次と、武と智を尽くした暗闘を繰り広げる。
やがて迎えた対決の時、死してなお世を揺るがす家康の策略が明らかになる!
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孤闘 - 立花宗茂 中公文庫
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孤闘 - 立花宗茂
- ISBN:4122057183 2011年11月25日 405頁
- 武勇に誉れ高く、乱世に義を貫いた最後の戦国武将の風雲録。大友家臣として島津と戦い、秀吉下での朝鮮従軍、さらに家康との対決!関ヶ原で西軍に与し改易となるも、旧領柳川に所領を安堵された稀代の猛将の奮闘と懊悩を精緻に描く。単行本第一作にして第十六回中山義秀文学賞を受賞。待望の文庫化。
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竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末(文庫本) 講談社
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竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末(上)(文庫本)
- ISBN:4065136016 2019年5月15日 432頁
- 仙台藩下級藩士の婿養子だった玉虫左太夫は、学問を究めるため江戸に出奔した。昌平坂学問所の林復斎に認められ、仙台藩江戸藩邸の儒学者・大槻磐渓に邂逅する。世は、黒船騒動から安政の大獄の時代。蘭学を学ぼうとした左太夫は、日米修好通商条約のために渡米する外国奉行・新見豊前守の従者となる機会をつかむ。安政七年、咸臨丸の勝海舟を追うように、左太夫の乗った船は品川沖を旅立った。左太夫にアメリカはどう映ったのか?
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竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末(下)(文庫本)
- ISBN:4065136024 2019年5月15日 432頁
- アメリカの先進性と植民地の悲惨さを目に焼きつけて、世界周航から帰国した玉虫左太夫は、仙台藩士に戻り、西国の動向を探る。坂本龍馬、勝海舟、松平春嶽、久坂玄瑞らと会う。政変は続き、薩摩と会津が手を結んだかと思えば、薩摩は朝敵だった長州と組み直し、倒幕へと突き進んでいく。新政府軍優勢の中、佐幕派の多い奥州をひとつにまとめ、一気に近代化を進めようと玉虫左太夫は孤軍奮戦するのだが!? もうひとつの幕末維新史!
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竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末(単行本) 講談社
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竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末(上)(単行本)
- ISBN:4062203634 2016年12月7日 322頁
- 遣米使節に加わった若き藩士が、幕末から維持への針を進めた。仙台藩士の玉虫左太夫は、学問を究めるため江戸へ出奔。幕府の学者邸で下働きを数年務めたのち、幸運にも条約の批准に渡米する外国奉行の従者の座を掴み取る。安政七(一八六〇)年一月、左太夫の乗った船は品川沖を出港した―。
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竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末(下)(単行本)
- ISBN:4062203642 2016年12月7日 322頁
- 幕府と薩摩、長州の勢力争いのなか、左太夫は夢を形にした。世界周航から帰国した左太夫は、藩から京洛の動静を探るよう命じられる。坂本龍馬らと接触して西国の情報を仕入れていると、薩摩と会津が手を組むという事態が起こる。めまぐるしい政変に、左太夫は急ぎ国元を目指した―。
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鳳雛の夢 光文社文庫
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鳳雛の夢(上) 独の章
- ISBN:4334775500 2017年11月9日 289頁
- 戦乱に揺れる奥州の名家、伊達家の長男に生まれた藤次郎。孤独な少年期を過ごしていたが、父から家督を譲られる。伊達の頭領となった藤次郎政宗は、奥州統一を目指し腹心片倉小十郎とともに走り始めたが、最大の窮地が訪れる―。
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鳳雛の夢(中) 眼の章
- ISBN:4334775519 2017年11月9日 281頁
- 伊達家当主として奥州統一に乗り出した政宗。しかし、佐竹、大崎、蘆名との度重なる戦いで苦戦が続き、身内からも命を狙われる事態となる。そんななか、豊臣秀吉が天下人となった。最上との戦いが奥州惣無事令に反したとして秀吉に呼び出された政宗は、一世一代の「勝負」に出る。
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鳳雛の夢(下) 竜の章
- ISBN:4334775527 2017年11月9日 295頁
- 奥州一揆を引き起こしたとして豊臣秀吉に京へ呼び出された伊達政宗。秀吉の手元には政宗直筆の手紙と花押が。政宗は最大の危機を窮余の一策で乗り切る。盤石に思われた豊臣政権が秀吉の死で崩壊。そして、関ヶ原、大坂の陣を経て天下人となった徳川家康に、政宗はどう挑むのか―。
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新装版 斬馬衆お止め記 徳間文庫
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新装版 斬馬衆お止め記(上) 御盾
- ISBN:4198943079 2018年2月7日 328頁
- 老中土井利勝はまだ安泰とはいえない徳川将軍家を盤石にすべく、外様大名の勢力を削ぎつつあった。次に狙うは関ヶ原の恨み残る信州松代真田家。取り潰しに追い込もうと策謀する。一方真田家では、老齢の信之から藩政を任された信政が老中の動きを察知し、斬馬衆、仁旗伊織へ命を下す。「公儀隠密へ備えよ」。老中、伊賀組、戦陣坊主らの権謀術数蠢くなか、刃渡り七尺の伊織の大太刀が閃く!
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新装版 斬馬衆お止め記(下) 破矛
- ISBN:4198943087 2018年2月7日 349頁
- 老中土井利勝の奸計を砕いたものの、すぐさま江戸城惣堀浚いを命ぜられ、力を削がれていく信州松代真田家。執拗に纏わりつく公儀隠密に業を煮やした神祇衆の霞は、斬馬衆仁旗伊織を餌に探りを入れるが……。身内であるはずの沼田真田家御使者番までもが草と知れた。誰が敵で誰が味方なのかーー。度重なる暗闘で鞘が割れ曲がってしまった伊織の大太刀に、藩存亡の命運が懸かる!
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