奥右筆秘帳シリーズ 著者校原稿
上田秀人による奥右筆秘帳シリーズ第二巻、"国禁"の著者校です。
著者校とは、校正と編集の方が入念にチェックを入れられた後、実際に製本される状態に近い印刷見本で著者の元へ手渡され、そこから著者によって赤ペン、赤鉛筆などで修正内容を余白に書き込んだりするそうです。(赤入れ)
特に忙しい時や、印刷締め切りの直前に見つかった修正などは、ファックスや電話で編集の方とやり取をしたりするそうで、印刷に出される直前まで調整が続くそうです。
■奥右筆秘帳シリーズ第二巻、"国禁"の著者校
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著者校の表紙。実際の本の中表紙そのまま。端や角部分に裁断用のトンボが打たれています。
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300枚以上。青い付箋が付いている箇所は編集の方による書き込みなど。
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本文も、ほとんど本になった時と変わらない。
平成20年5月15日(木)
プロット文責:上田秀人
編集:管理担当